投資初年度の2021年資産運用実績公開

2021年投資資産運用実績 投資・資産運用

こんにちは、サイドFIREを目指す会社員、はんぺんです。

2021年は少しずつ投資の勉強を始め、投資額を増やしていった年でした。

そんな2021年の年末日時点の運用実績を公開します!

同じようにFIREを目指す方や資産運用に興味のある方のお役に立てば嬉しいです。

2021年12月末時点の投資資産運用実績

運用実績は以下の表のとおり、総額は約455万円評価損益は15.93%でした。

私の主な運用区分は「NISA」「投資信託」「米国ETF」です。

投資信託の大半は証券会社の特定口座で積立ていますが、数年前に銀行で買っていた投信も一部残っています。

取得金額(円)評価損益(円)評価損益(%)総額(円)
積立NISA799,990255,72631.97%1,055,716
投資信託2,901,180351,98312.13%3,253,163
米国ETF227,85118,3398.05%246,190
合計3,929,021626,04815.93%4,555,069
2021年12月運用実績

早期リタイアまでの道のりはまだまだ遠いですね・・・。

積立NISA

積立NISA
積立NISA

積立NISAは2020年に始めて、丸2年運用してきました。

年間限度額40万円MAXを積立てて元本は約80万円評価額は約105万円になっています。

スタート時は、日本株ファンドをはじめ、米国株や先進国株など4種類を買っていましたが、2021年の途中から全世界株ファンドをメインに積立ています。

銘柄取得金額(円)評価損益(円)評価損益(%)総額(円)
ひふみプラス138,00020,29214.70%158,292
楽天・バンガード・ファンド(全米株式)250,994122,78248.92%373,776
eMAXIS Slim 先進国株式64,33029,99646.63%94,326
eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)180,00073,11040.62%253,110
eMAXIS Slim 全世界株式(All Country)166,6669,5465.73%176,212
合計799,990255,72631.97%1,055,716
2021年12月運用実績 NISA

現在の評価損益31.97%というのはありがたいですが、やはり2020年から積立ている銘柄は評価益率が高いものの、今年途中から積立はじめた全世界株は損益率5.73%とあまり伸びていません。

とはいえ、スタート時から順調に右肩あがりになっており、昨今の好調相場にギリギリ乗っかることができたと言えると思います。

積立NISA 資産推移

今後もこの調子でいきたいところですが2022年の相場は厳しそうな予感がしますね。。。

投資信託

投資信託
投資信託

投資信託は、「楽天証券」「SBI証券」で2021年途中から積立を開始し、数年前に買った大手銀行の投資信託も保有しています。

楽天証券

楽天証券で保有している投資信託は以下の通りです。

銀行口座の余剰資金と年間ボーナスをほぼ全額投入して1年足らずで150万円ほど積み増しました。

2021年春頃に単発で楽天VTIを買ったあと、eMAXIS Slimの米国株式(S&P500)と全世界株式を積立で購入しています。

この2本は積立金額こそ異なるものの積立期間はほぼ同じなのですが、全世界に比べるとS&P500が倍以上のリターンを出しています。圧勝ですね。

銘柄取得金額(円)評価損益(円)評価損益(%)総額(円)
楽天・バンガード・ファンド(全米株式)100,00017,31917.32%117,319
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)1,016,669116,35811.45%1,133,027
eMAXIS Slim 全世界株式(All Country)400,00021,3775.34%421,377
合計1,516,669155,05410.22%1,671,723
2021年12月運用実績 楽天証券

SBI証券

SBI証券は今年の8月に新たに口座開設しました。

もともと楽天証券1本で良いと思っていたのですが、SBI証券でもお得なポイント制度がスタートしたことをきっかけに、サブ口座として利用を始めました。(証券会社のお得なポイント制度などについても別の機会にご紹介したいと思っています。)

楽天証券と同様、S&P500に連動するインデックスファンドと、全米株式のインデックスファンドを購入しています。

ぜ〜んぶ米国株式。まさにアメリカ様頼みの状態です。

銘柄取得金額(円)評価損益(円)評価損益(%)総額(円)
V・S&P500インデックスファンド251,00721,5538.59%272,560
V・全米株式インデックスファンド250,02015,5186.21%265,538
合計501,02737,0717.4%538,098
2021年12月運用実績 SBI証券

楽天証券で積立を開始したのが2021年7月、SBI証券は同9月からでした。

同じS&P500のインデックスファンドを買っていますが、ほんの2ヶ月違うだけで、楽天は11.45%SBI証券は8.59%と、評価損益率に結構な違いが出ています。

どちらも信託報酬などの手数料は大きく変わりませんので購入のタイミングなどによる差が大きいと思われます。

このあたりの分析結果も、また別の機会にシェアできればと思います。

メガバンクで購入した投資信託

NISAを始める前は証券口座を持っておらず、銀行で投資信託を購入していました。

もともとは日経平均のインデックスファンドをちまちま買っていましたが全然増えないので解約手続きをしに銀行へいったところ、強烈な営業にあい根負けして購入したのが「ダブル・ブレイン」という投資信託です。

日経インデックスファンドの解約金のうち約100万円程度をそのまま移行するつもりでしたが、積立終了手続きのタイミングを誤って約90万円で購入終了。そのまま3年ほど保有しつづけています。

取得金額(円)評価損益(円)評価損益(%)総額(円)
ダブル・ブレイン883,484159,85818.09%1,043,342
ダブルブレイン

評価損益18.09%は悪くない数字に見えますが、たまたま大口購入したのがガクンと株価が下がったタイミングだっただけで、18%という数字はここ2年以上まったく上がっていません。

積立NISAが2年で約32%ものリターンを出しているのとは大違いですね。

その原因はズバリ信託報酬などの運用コストの違いです。

NISAなどネット証券で購入している上記ファインドは非常に運用コストが安く1%にも満たないものが多ので運用益の恩恵がしっかり受けられますが、このダブル・ブレインは信託報酬2.313%、購入時手数料3.3%と激高なのです。

初年度のコストは5%以上取られ、その後も2%以上の手数料がかかり続けるので、相当パフォーマンスが良くなければ利益を享受することはできません

このようなダメファンド(失礼)を購入してしまうのは投資初心者にありがちなことですね。

特に、銀行など窓口営業している会社が勧めるファンドは、殆どぼったくりファンドと思って間違い無いです。じゃないと高い人件費とペイしないですもんね。ちょっと考えればわかることです。

こんな失敗をしないためにも、知識武装は大事だと実感しています。

ダブル・ブレインは早めに売ってそのお金でネット証券のファンドを買い増す予定ですが、市場が悪い時にいい働きをする期待も少しあるので1〜2年様子を見る予定です。

米国ETF

米国ETF

僅かではありますが、2021年は米国ETFも購入してみました。

まず8月に楽天証券でQQQを2株だけ購入。1株が4万円するのでまずは少額だけのお試し買いでした。10月にかなり値を下げたので買い増しておけば良かったと今は思っています。

その後、高配当ETFに興味を持ったのですが、楽天証券はETFの定期購入ができなかった(2021年12月から可能になりました)ので、SBI証券でSPYDを毎週2株づつ積立買付をしていました。

いづれも運用期間が短いですがQQQはそれなりに伸びています。

SPYDは高配当なのでキャピタルゲインを期待するものではないのですがこちらも悪くない伸びです。なお、12月の配当は400円弱くらいでした。

取得金額(円)評価損益(円)評価損益(%)総額(円)
インベスコQQQ 信託シリーズ180,86711,80414.60%92,671
S&P米国高配当株式ETF(SPYD)146,9846,5354.45%153,519
合計227,85118,3398.05%246,190
2021年12月運用実績 ETF

現時点ではインデックス投資で資産を増やすことを重視したいので、ETF購入はいったん打ち止めすることにしました。

ただ、2022年の市況によってはQQQを買い増しするかもしれません。

番外編:企業型確定拠出年金(DC)

確定拠出年金

ここまで読んでいただいた方の中には「いくらなんでも米国株に偏りすぎ」「超長期運用が可能な若者ならともかくアフラフィフでこのポートフォリアはリスクが高い」と感じる方もいらっしゃるかもしれません。

確かに、インデックスファンドの積立投資が中心とはいえ年齢の割には結構攻めた構成だとは思います。

ただ、実は10年以上前から「企業型確定拠出年金(DC)」の運用をしていて、こちらは債券の割合がかなり多く、かつ日本株も多めに保有しています。

企業型確定拠出年金は会社が積立金を負担してくれる退職金の一部なのですが、運用は自分で自由に行えるので、これを含めて運用資産としてバランスをみている感じです(ただ原則60歳まで引出しはできません)。

確定拠出年金を含めた投資資産の全額は以下の通りです。

取得金額(円)評価損益(円)評価損益(%)総額(円)
NISA799,990255,72631.97%1,055,716
投資信託2,901,180351,98312.13%3,253,163
米国ETF227,85118,3398.05%246,190
確定拠出年金2,123,120931,12143.86%3,054,241
合計6,052,1411,557,16925.73%7,609,310
2021年12月運用実績ALL

私は会社の拠出金に加えて給与天引きで加算(マッチング拠出)もしていますが、スタート当初は月々数千円、現在も月額2万円の積立です。それでも評価損益は43.86%となっています。

会社がDCをスタートしてくれた時期が、ちょうどリーマンショック後の市況回復時期に重なったこともありますが、初期は超守りのポートフォリオにしていたにも関わらずこのリターンは凄いです。

長期投資による複利効果がいかに効果的かがわかりますね

まとめ

投資初心者が真剣に投資を始めた2021年の運用実績、ご参考になりましたでしょうか。

現在は、上記の投資資産に加えて多少の現金預金がありますが、それらの総資産と、住宅ローン残高(自分名義の借金)がほぼ同額という状況です。

つまり、純資産額はゼロ・・・(泣)

この時点ですでにFIREは無理ゲーな感じがしますが、もし早期リタイアに失敗したとしても、実践することで投資リテラリーは高まるし、節約思考も身につくし、そもそも大きなリスクはないと思っています。

やらずに後悔するよりやって後悔する方がいいに決まってる!

今年はたくさん勉強して資産を増やせるように前向きに頑張りたいと思います。

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