積立NISA 27ヶ月目の運用成績公開

積立NISA27ヶ月目 投資・資産運用

こんにちは、はんぺんです。

積立NISAを始めて27ヶ月が経過しました。
2022年4月末時点の積立NISAの投資運用実績は、資産総額約116万円、評価益229,822円・24.62%となりました。

なお、先月までは投資資産総額の運用成績を載せていましたが、内容が分散してしまうし読みたい方もいないだろうと思うのでいったん止めました。(でも、年1回程度は投資総額も記事にする予定)

今後は、需要があると思われる積立NISAの成績のみ、ちょっとしたトピックスと一緒にご紹介していきますのでよろしくお願いします。

これから積立MISAを始めたいという方や、2年以上前に積立をスタートした実際の運用成績に興味がある方の参考になれば幸いです。

積立NISA 3年目の運用実績

積立NISA運用実績

積立NISAは2020年2月に始めて、今年から3年目の運用に入りました。

毎月33,333円を積み立てていて、初年度は2月スタートでしたが1ヶ月分を追加積立てして年間限度額40万円MAXを積立てました。
投資額は2年間で約80万円、そして3年目の今年も4ヶ月積み立てたので開始27ヶ月目で元本は約93万円評価額は約116万円、含み益は24.62%になっています。

取得金額(円)評価損益(円)評価損益(%)総額 前月比
積立NISA933,321229,82224.62%1,163,143-18,782

2022年4月は、月末に米国株が大幅に下落したこともあり、運用益が目減りしてしまいました。
月額積立金33,333円を追加したにもかかわらず、運用資産総額は前月比▲18,782円ですので、トータル5万円以上が消えてしまったことになります。

積立NISA 資産推移

続いて、2020年2月の積立開始以降の資産推移です。
積立を始めた頃は日本でもコロナが本格化し始めており、いわゆる「コロナショック」で株価が低迷した時期でした。
偶然ですがこの時期に積立開始=安価でファンド購入ができたこともあり、積立開始以来、運用総額では含み損をかかえたことはほぼありません

順調に右肩上がりだった推移は2022年1月にガクンと下がっており、この時は日本株ファンドなどの個別銘柄では一部マイナスに転じたものもありますが、積立NISA全体ではプラスを維持。
その後、2月には株価が少し持ち直し、3月には資産総額が過去最高となりました。

そして直近の4月は、先述のとおり評価益を減らす結果となりました。
とはいえ、積立NISAは開始以降おおむね順調な推移を辿っているといえると思います。

2022年4月積立NISA資産推移

積立NISA 購入銘柄

ここからは個別の購入銘柄について少しご紹介します。

私が積立NISAをスタートした2020年始めの時点でも米国株ありきの風潮だったので、当時楽天証券で一番人気だった「楽天バンガード・ファンド」をメインに、なじみのある日本株にも投資したと思い「ひふみプラス」を数千円組み入れて、オールカントリーで日本を除くタイプの投信を買い、先進国にもちょっと期待して少額購入・・・という感じで、4本のファンドを積み立てていました。

その後、2021年初夏に積立NISA以外の投資もスタートしたタイミングで銘柄を見直しし、現在、積立NISAで購入している投信は「楽天・バンガード・ファンド(全米株式)」と「eMAXIS Slim 全世界株式(オールカントリー)」の2種類です。

積立NISA取得金額(円)評価損益(円)評価損益(%)総額前月比
ひふみプラス138,0002,5261.83%140,526-5,828
楽天・バンガード・ファンド(全米株式)290,994117,79140.48%408,785-9,401
eMAXIS Slim 先進国株式64,33029,61446.03%93,944-4,197
eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)180,00071,24739.58%251,247-11,213
eMAXIS Slim 全世界株式(All Country)259,9978,6443.32%268,64111,857
合計933,321229,82224.62%1,163,143-18,782

購入銘柄① 楽天・全米株式インデックス・ファンド

米国株式市場の投資可能な約4,000銘柄に広く分散投資ができるファンドです。
大企業だけでなく中小型株も網羅されています。

積立NISAスタート時から購入しているファンドで、保有している銘柄の中では評価益が大きいファンドになります。
現在は、毎月10,000円分を積立購入しています。

購入銘柄② eMAXISSlim全世界株式(オール・カントリー)

日本を含む先進国および新興国を株式等に投資し、MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックスに連動する投資成果を目指して運用を行うファンドです。

私は昨年の6月頃から購入し、当初は月額33,333円全てをこのファンドにしていましたが、再度見直しして、現在は23,333円を積立しています。

購入期間が1年未満と短いこともあり評価益3.32%と僅かですが、長期保有が前提の積立NISAなので全世界にリスク分散するファンドを選択しています。

2022年4月のトピックス:急速な円安

2022年は世界の株価に大きな影響を及ぼすような事象が数々発生していますが、4月のトピックスとしては、「急速な円安の進行」は外せない要素です。

2022年1月時点では1ドル115円でしたが3月頃から急速に円安が進み、4月には一時130円を突破、本日5/1の13時時点では1ドル129.75円となっています。

円安の背景は色々ありますが、最も大きいのは米国の利上げです。
コロナ禍からの回復のために行った経済政策によりインフラが進んだ米国は、2022年に金利引き上げを発表。
今後も金利を上げていくことを公表している米ドルと、引き続きゼロ金利を維持する円とで金利差が大きくなったため、円安が進みました。
今後もこの傾向は続くというのが大方の見方です。

ドル円チャート

積立NISAをするうえで認識しておくべき点としては、日本で購入する米国株ファンドは日本円換算されているという点です。

実際の米国株式は2022年に入ってから低調な推移となっており、例えばダウ平均株価は年初来マイナス9.86%、S&P500は年初来マイナス13.86%です(2022年5月1日現在)。
一方、S&P500に連動するファンドである「eMAXISSlim米国株式(S&P500)」は4/20に基準価格の過去最高値を記録しました。
なぜこんな事態になるかというと、ファンド額は円換算されるため円安の進行により海外資産の価格が上がっているからです。

そのため、海外資産が大きい人は現在は資産が大きく拡大していと思いますが、これから米国株に連動するファンドを購入する場合は割高で購入することになるため注意が必要です。

もし1ドル129円の現在、米国株ファンドを購入して、その後1ドル115円に戻ったら、株価自体が変動していなくてもファンド額は▲13%となってしまいます。
そのため、米国株が下落している状況とはいえ、日本人にとっては買い増しがしにくい状況と言えるのではないでしょうか。

とはいえ、積立NISAはたんたんと積立を継続することが大切ですから、現状はしっかり認識しつつも一時的な事象に惑わされず積立を続けていきたいと思います。

まとめ

4月末に米国株が大幅に下落したことをうけ、積立NISA全体の評価益は減少してしまいました。
また、2021年の後半から積立をスタートしたという方の中にはまだ含み損を抱えている方もいるかもしれません。

現状は、円安の進行など心配な要素が沢山ありますが、長期・積立・分散を基本に淡々と投資を続けていくことが、将来に向けた資産形成の第一歩だと信じています。

資産形成の道は長く険しいですが、一緒に頑張っていきましょう♪

最後までお読みいただきありがとうございました。

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