こんにちは。はんぺんです
念願のジンギスカンの専用鍋を購入しました!
創業60年の老舗「松尾ジンギスカン」が発売するIH対応タイプです。
ジンギスカンが大好きで専用鍋を買うか迷っていましたが、色々調べてみて「“IH式”のジンギスカン鍋なら松尾ジンギスカン製一択」との結論になり、結果、思い切って購入してよかったと思っています。
使い始めて3ヶ月ほど経過したので、実際の使用感や良い点・悪い点などをまとめました。
「IH調理器対応 特製ジンギスカン鍋」の特徴
高タンパクで低カロリーなジンギスカンは近年人気が急上昇しています。
ご自宅で楽しむ方も増えていますが、専用鍋を使わずホットプレートやフライパンで調理している方も多いのでは無いでしょうか。
専用鍋を使うと何が違うのか、商品の特徴や基礎データについて解説します。
ジンギスカン鍋とは
ジンギスカン鍋とは 、キャベツやタマネギなどの野菜と一緒に、下味をつけた羊肉を焼いて食べる「ジンギスカン」に使用する専用の調理道具で、 中央が盛り上がった丸いドーム型をしているのが特徴。
傾斜のついた凹凸のある部分で羊肉を焼き、そこから滴り落ちる肉汁を周りの溝がしっかりと受け止め野菜に味が浸み込む仕組みです。
IH対応のジンギスカン鍋はかなり珍しく、一般的なのは直火タイプ。
松尾ジンギスカンの直火タイプ鍋も大人気で、2022年10月に6回目のリニューアルをしたベストセラー商品で、IHタイプに比べて中央のドーム部分の盛り上がりが大きくなっています。
特にIHにこだわりがないなら直火タイプでもいいかもしれません。
直火タイプはIH調理器では使えませんが、IH対応タイプは直火でも調理できます。
松尾ジンギスカンIH鍋 基礎データ
IH対応のジンギスカン鍋ですが、南部鉄の老舗「岩鋳製」の本格的なお鍋です。
松尾ジンギスカン直営レストランで使用しているジンギスカン鍋をベースにしています。
南部鉄器の特徴として、熱が均一に伝わること、保温性に優れていることなどがありますが、火力が安定した状態で焼けるので、むらなく、焼色よく仕上がります。
調理した食材と一緒に鉄分も補給できるのも女性には嬉しいポイントです。
商品名 | 【IH調理器対応】特製ジンギスカン鍋(南部鉄製) |
重量 | 3kg |
直径 | 28cm |
暑さ | 5mm |
「3kg」は思ったよりズッシリしていて重厚感がありました。
直径28㎝で3〜4人くらいでも十分楽しめるサイズです。
専用鍋は焼き上がりや味が良くなることはもちろん、本格鍋でしか味わえない雰囲気が人気です
「特製ジンギスカン鍋(IH対応)」の実物紹介
今回は、IH鍋とジンギスカン(肉)のセットを購入しました。
もちろん、お鍋だけでも購入できますが、届いてすぐにジンギスカンを楽しめるようにお肉付きを選びました。
パッケージ・同梱ペーパー
商品はクール宅急便で届きます。
以前は鍋のみの購入でも冷凍扱いで届いたようですが、現在は常温配送になっています。
段ボールを開けると、松尾ジンギスカンの美味しい食べ方を解説したペーパーと、上マトン・マトンの2種類のお肉が入っています。
お肉の下に、箱入りのお鍋がありました。
箱の中にはずっしりとした南部鉄製のIH対応ジンギスカン鍋と、お鍋の取扱いについてかかれたペーパーが入っていました。
本体
南部鉄器らしいデザインで風情があります。
鉄製ならではの重厚感、厚みもしっかりありお肉をじっくり焼けそう。
南部鉄器検査証が添えられています。
中央のドーム部分はやや浅めですが、溝がしっかりついていてお肉も野菜もよく焼けます。
南部鉄の鋳物は使い込むほどに油がなじみ焦げにくく使いやすくなります。
丁寧に使えば生涯使い続けられますし愛着が湧きそうですね。
ジンギスカン鍋のお手入れ方法・洗い方
本物の南部鉄を使っている鍋なのでお手入れにはそれなりの手間がかかります。
鋳物はすぐに錆びるので、洗い終わったらすぐに水気を切ることが大事です。
使用後、長時間水につけっぱなしにしたり、金タワシなどで表面にキズをつけたりすると鍋の劣化につながるので注意しましょう。
汚れがそれほどひどくなければ食器用スポンジで洗うだけでも大丈夫です。
また、公式では「金タワシ」を推奨しているようですが、個人的には「亀の子タワシ」の方が鍋に傷がつかないので安心だと思うのでメインで使用しています。
「松尾ジンギスカン」の実食レポ
松尾ジンギスカンの食べ方
お鍋セットに含まれるジンギスカンは2種類、「マトン(肩)」と「上マトン(もも)」です。
冷凍した状態で袋のまま流水にさらして解凍すれば食べられます。
食べる直前に流水解凍するだけなので手軽で便利。
1袋400gパックの場合、解凍時間は20分程度です。
卓上IHクッキングヒーターのうえにジンギスカン鍋を置いて調理します。
南部鉄は熱が伝わりやすいので最初から高温にせず中火くらいでスタートします。
ジンギスカンは鍋料理なので、ジンギスカン鍋で「じゅうじゅう焼く」と「ぐつぐつ煮る」を同時に行います。
付属の説明書による「松尾のおいしい食べ方」の手順は以下の通り。
- 鍋のまわりに野菜をしきつめる
- どばっとお肉を豪快に焼く
- 野菜を食べながらお肉を追加する
- うどんを入れてシメる
手順どおりに調理して早速ジンギスカンをいただきます
松尾ジンギスカン「上マトン(もも)」
上マトンはモモ肉を使用した製品。
生後1年以上の成羊のモモ肉の脂身、スジを丁寧に取り除き、松尾ジンギスカン秘伝のタレに漬け込んでいます。
肉質が柔らかく、羊肉独特の香りが少なくさっぱりとした口当たりです。
お鍋の周囲に野菜を敷き詰め、中央部分で上マトンを焼いていきます。
野菜は肉汁とたっぷりのタレで煮る感じです。
お肉は焼きすぎないのがポイント!
色が変わったら食べ頃です。
もも肉は脂身が少なくてとても食べやすいかったです。
特製タレは少し甘めで優しい味わい。
このタレ、熱処理を一切しないフレッシュな「生タレ」なんです。
りんごと玉ねぎを毎日ジュースにしてから仕込んでおり、自然の甘みと酸味にこだわっているそう。
見た目は濃そうですがすごくさっぱりしていました。
松尾ジンギスカン「マトン(肩)」
味付マトンは肩肉です。
こちらも、生後1年以上の成羊を使用しています。
肩肉のスジを取り除き、秘伝のタレに漬け込むことで羊肉独特の香りを抑え、適度に残した脂身が旨味を出しています。
こちらも同様に鍋の周りにお野菜、ドーム部分にお肉を乗せます。
特製タレを回しかけて、焼く・煮るを同時に調理します。
ぐつぐつと煮えてきました。
野菜も食べつつ、お肉を追加しながら焼いていきます。
肉汁がタレと混ざってますます野菜が美味しくなります。
肩肉はももよりも少し噛みごたえがあり、適度な脂が旨味を増している感じです。
羊特有の臭みはなく、良い意味で独特のクセのある味わいを楽しめます。
シメはうどんが定番とのことで初めてジンギスカンうどんに挑戦。
見た目がイマイチな写真ですが、お味は予想以上に美味しくてあっという間に完食しました。
エグい味になるかと思いきや、普通の焼きうどんや煮込みうどんよりずっと上品でさぱっりした仕上がりで特製タレの美味しさを存分に堪能できました。
ジンギスカンの後のシメうどん、ぜひお試しください。
松尾ジンギスカンのふるさと納税
松尾ジンギスカンは北海道旭川市のふるさと納税返礼品としていただくこともできます。
残念ながらお鍋はふるさと納税返礼品には無いのですが、お鍋購入以降はジンギスカンのお肉はふるさと納税を利用することも多いです。
楽天ふるさと納税の返礼品レビューでも「4.44」と高い評価を得ています
まとめ
IH調理器対応の松尾ジンギスカン鍋(南部鉄製)の良い点・悪い点をまとめます。
良い点はなんといっても南部鉄製の本格鍋のため、火力が一定でお肉が美味しく焼けること。
具材を一気に乗せても鍋の温度が下がらないのも嬉しいポイントです。
普通のIH卓上ヒーターで問題なく使用できたので、鍋さえ用意すれば手軽に本格的な雰囲気を味わうことができます。
やはり専用のジンギスカン鍋で食べると一味違いますよ♪
私は、ジンギスカンだけでなく生ラム(タレに漬け込まれていない羊肉)の焼き肉なども、こちらの鍋を使用しています。
生肉を焼く場合も、適度な鍋の溝がお肉の焦げ付きを防いでくれて安定した火力で焼くので柔らかく仕上がります。
ホットプレートやフライパンで調理するより、確実に美味しく焼けるようになったと感じています。
一生ものの本格的な南部鉄製で、かつIH対応と考えるとコスパも最高の商品です。
専用のジンギスカン鍋を囲んで本場の雰囲気を楽しんでみてはいかがでしょうか。
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