積立NISA 28ヶ月目の運用成績公開!〜S&P500が瞬間的に弱気相場入りした2022年5月の運用資産はどうなった?

2022年5月運用実績 投資・資産運用

こんにちは、はんぺんです。

積立NISAを始めて28ヶ月が経過しました。
2022年5月末時点の積立NISAの投資運用実績は、資産総額約119万円、評価益224,789円・23.25%となりました。

5月は全世界株ファンド、米国株ファンド共に非常に苦しい相場でしたが、月末に急激に戻したおかげで、評価損益率は4月末と比べ微減ですみました。

この記事では、積立NISAスタートから2年4ヶ月経過した現在の運用成績をまとめています。
これから積立MISAを始めたいという方や、2年以上前に積立をスタートした実際の運用成績に興味がある方の参考になれば幸いです。

積立NISA 3年目の運用実績

積立NISA運用実績

積立NISAは2020年2月に始めて、今年から3年目の運用に入りました。

毎月33,333円を積み立てていて、初年度は2月スタートでしたが1ヶ月分を追加積立てして年間限度額40万円MAXを積立てました。
投資額は2年間で約80万円、そして3年目の今年も5ヶ月積み立てたので開始28ヶ月目で元本は約96万円評価額は約119万円、含み益は23.25%になっています。

取得金額(円)評価損益(円)評価損益(%)総額前月比
積立NISA966,654224,78923.25%1,191,44328,300

2022年5月は、月初から月末にかけて米国株式市場が急速な下落を続けましたが最終週に持ち直し、どうにか見られる数字でフィニッシュしました。
月額積立額が33,333円で前月比28,300円なので、ほぼトントンといった感じです。

積立NISA 資産推移

2020年2月の積立開始以降の資産推移です。
積立を始めた頃は日本でもコロナが本格化し始めた時期で、いわゆる「コロナショック」で株価が低迷していた時期でした。
偶然ですがこの時期に積立開始=安価でファンド購入をスタートできたこともあり、積立開始当初以外は、運用総額では含み損をかかえたことはほぼありません

順調に右肩上がりだった推移は2022年1月にガクンと下がっており、この時は日本株ファンドなどの個別銘柄では一部マイナスに転じたものもありますが、積立NISA全体ではプラスを維持しています。

3月に資産総額の最高値に達して以降、直近の5月までの3ヶ月は資産総額がほとんど横ばい。
昨年末までの右上がりのグラフとは様相が全く異なる推移となっています。

積立NISA推移

積立NISA 購入銘柄

ここからは個別の購入銘柄について少しご紹介します。

私が積立NISAをスタートした2020年始めの時点も米国株ありきの風潮だったので、当時楽天証券で一番人気だった「楽天バンガード・ファンド」をメインに購入していました。
ただ、なじみのある日本株にも投資したと思い「ひふみプラス」を数千円組み入れて、オールカントリーで日本を除くタイプの投信を買い、先進国にも期待して少額購入・・・という感じで、4本のファンドを積み立てていました。

その後、2021年初夏に積立NISA以外の投資もスタートしたタイミングで銘柄を見直しし、現在、積立NISAで購入している投信は「楽天・バンガード・ファンド(全米株式)」と「eMAXIS Slim 全世界株式(オールカントリー)」の2種類です。

積立NISA取得金額(円)評価損益(円)評価損益(%)総額前月比
ひふみプラス138,0003,3132.40%141,313787
楽天・バンガード・ファンド(全米株式)300,994112,47437.37%413,4684,683
eMAXIS Slim 先進国株式64,33029,35145.63%93,681-263
eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)180,00071,05139.47%251,051196
eMAXIS Slim 全世界株式(All Country)283,3308,6003.04%291,93023,289
合計966,654224,78923.25%1,191,44328,300

5月末日時点(6/1の価格)、先進国株式ファンドなどが先月比でマイナスになっていますが、総額で見ると保有銘柄の中で評価損益がマイナスになっているものはありません。

購入銘柄① 楽天・全米株式インデックス・ファンド

米国株式市場の投資可能な約4,000銘柄に広く分散投資ができるファンドです。
大企業だけでなく中小型株も網羅されています。

積立NISAスタート時から購入しているファンドで、保有している銘柄の中では評価額が大きいファンドになります。
現在は、毎月10,000円分を積立購入しています。

購入銘柄② eMAXISSlim全世界株式(オール・カントリー)

日本を含む先進国および新興国を株式等に投資し、MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックスに連動する投資成果を目指して運用を行うファンドです。

私は昨年の6月頃から購入し、その当時は月額33,333円全てをこのファンドにしていましたが、数ヶ月ごに再度見直しをして、現在は23,333円を積立しています。

購入期間が1年未満と短いこともあり評価益3.04%と僅かですが、長期保有が前提の積立NISAなので全世界にリスク分散するファンドを選択しています。

2022年5月のトピックス:米国株市場の大幅下落と急回復

2022年5月の米国株市場は、大きく株価が下がる時がありましたが最終週の1週間で持ち直し、最終的には月初に近しい水準まで戻して終了しました。
大崩れ寸前のところ、ギリギリでどうにか耐えたといった感じですね。

5月の半ばは「世界恐慌以来90年ぶりにNYダウが8週連続下落」「S&P500は7週連続下落。一時は1月に付けた終値での最高値から20%下げ、弱気相場入り懸念」などネガティブなニュースが続きました。
株価下落の背景はリセッション懸念です。

そして、5月最終週に小売企業の好決算や金融大手の業績見通し引き上げが好感されるなどで買いが入り、ダウ平均は9週ぶり、S&P500は8週間ぶりに反発。
結果的に月足では指数がほぼ変わらずで終了し、ホッとした方も多いのではないでしょうか。

NYダウの週足チャートを見ると、8週連続で下げた後、急速に値を戻した動きがよくわかりますね。

NYダウ週足チャート

5月末の米国株式の上昇は「これまで売られ過ぎていた株の買い戻し」や「インフレに改善の兆しが出てきたことで9月以降の利上げペースがするとの期待」が影響しているようです。
米国株に底入れの兆しが見られるとする専門家もいますが、景気の底堅さやインフレのピークアウトが確認されない限り、株価が大きく上昇するには至らないというのが大方の見方のようです。

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まとめ

2022年5月末時点の積立NISA運用成績は概ね「横ばい(追加投資額と投資資産増額がほぼ同じ)」の推移でした。

この記事を書いているのは6月4日なのですが、今朝6月3日に米国の雇用統計が発表され、内容は予想の範囲内だったにもかかわらず全体的に株価が下がって終了しています。
ただ、相場は雇用統計が発表する前から下げていたので雇用統計を受けての下落というよりは週末の利確売りなどが影響したようです。
一方、雇用統計の結果を受けてドル円相場が大きく反発し、ドルが上昇し130円をまた突破してしまいました。

6月に入っても心配な要素はまだまだありますが、長期・積立・分散を基本に淡々と投資を続けていくことが、将来に向けた資産形成の第一歩だと信じています。
資産形成の道は長く険しいですが、頑張っていきましょう♪

最後までお読みいただきありがとうございました。

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