こんにちは。NISAを始めて5年目の40代会社員、はんぺんです
2024年は新NISAがスタートしたこと、また日経平均が4万円を超え米国でも主要指数が史上最高値を更新するなど好調な株式マーケットだったことから、日本ではかつてないほど投資への関心が高まっています。
新NISAのつみたて投資枠で圧倒的な人気となっているのは「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」略して「オルカン」ですが、いざ投資しようと思うと、実際にどのくらいのリターンになるのか気になりますよね。
私は、2023年12月までは「つみたてNISA」と「特定口座」で、2024年1月からは「NISAつみたて投資枠」で、オルカンを積立購入しており、現在の投資総額は2,445,000円になっています。
この記事では、オルカンに245万円積立投資した現在の運用成績について詳しく紹介しています。今年始まったばかりの新NISAのリターンと、運用4年目の旧つみたてNISAのリターンの比較により、中長期投資の運用イメージも持てると思います。
NISAを始めたい方、全世界株式の実際の運用成績が知りたい方は、ぜひ最後までご覧ください。
eMAXIS Slim 全世界株式 総額245万円運用中!
新NISAのつみたて投資枠、旧つみたてNISAのほか、楽天証券の特定口座でもeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)を運用しています。
その投資総額は2,445,000円、2024年3月末時点の評価益は946,338円、評価益は38.75%でした。当然ながら新NISAよりも、投資期間が3年近くになった「つみたてNISA」と「特定口座」の評価益が大きくなっています。
eMAXIS Slim 全世界株式(All Country) | 取得金額(円) | 評価損益(円) | 評価損益(%) | 総額 | 購入時期 | 投資期間 |
---|---|---|---|---|---|---|
NISAつみたて投資枠 | 300,000 | +25,225 | 8.41% | 325,234 | 2024年1月〜現在 | 3ヶ月 |
つみたてNISA | 545,000 | +248,474 | 45.59% | 793,468 | 2021年8月 〜2023年12月 | 2年8ヶ月 |
特定口座 | 1,600,000 | +673,636 | 42.10% | 2,273,636 | 2021年6月 〜2023年12月 | 2年10ヶ月 |
合計 | 2,445,000 | +947,338 | 38.75% | 3,392,338 |
それぞれの運用実績を詳しく見ていきましょう
NISAつみたて投資枠の運用実績(3ヶ月目)
eMAXIS Slim 全世界株式に毎月10万円積立
まずは、新NISAのつみたて投資枠です。
「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」のみを毎月10万円積立し年間上限120万円を5年間で使い切る予定です。
積立開始から3か月が経過した2024年3月末日時点の運用成績は、評価益+25,225円、評価益8.41%でした。前月比は+112,042円なので、追加投資額100,000円を除く12,042円が先月からの運用益となります。
なお、どの証券会社もクレカ積立の場合は一括のみ、月初(1日)の購入になりますが、現金積立の場合は任意の日にちを選ぶことができます。私は10万円のうち半分の5万円はクレカ積立で、残り5万円は現金なので買付日は月中を指定し少しでもリスク分散するようにしています。同じように毎月10万円積立していても買付日が異なれば運用成績も多少異なると思います。
法改正をうけ大手ネット証券ではクレカ積立上限が10万円に引き上げられたため、5月からはクレカで月初一括購入します。
つみたてNISAの運用成績(4年3ヶ月目)
つみたてNISAで54万円を運用中
つみたてNISAは2020年に始め、毎年限度額の約40万円を積立てていました。
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)の購入は2021年8月からスタートし当初は月額上限33,333円全額を購入していましたが2023年は毎月10,000円に変更して12月まで積立を継続しました。
積立総額は545,000円、2024年3月末時点の評価益は+248,474円、評価益率45.59%となっています。
年明けから続く上げ相場の恩恵を受け、昨年度末と比べても+109,617円も評価益が増えました。
追加投資なしでも、しっかり資産が増えています
特定口座の運用成績(2年10ヶ月目)
楽天証券の特定口座で160万円を運用中
楽天証券では、つみたてNISA以外に特定口座でもeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)を購入しており、2021年6月から2023年12月まで毎月50,000円を積立てていました。
積立総額は1,600,000円、2024年3月末時点の評価益は+673,656円、評価益率42.10%となっています。
つみたてNISAより2ヶ月早く積立購入を開始しましたが、利益率では劣っています。2023年はオルカンの基準価格が2万円を超える月がちらほらありましたので、2023年の購入金額を減らしたつみたてNISAの方が平均取得価格が低くなっていることが理由です。
とはいえ、現在の基準価格は24,097円ですから、平均取得価格16,957円というのはかなり安い印象です。過去の自分を褒めてあげたい(笑)
投資開始から3年弱で67万円超の評価益になっているのは素直に嬉しいです
新NISAで投資をするなら読んでおきたいおすすめ書籍3選
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)を3年近く運用してきた実際のリターンについて紹介しましたので、実際に投資した後のイメージが掴めたのではないでしょうか?
それでも、まだ不安だったり投資を始める勇気がない、または投資を始めたものの銘柄が決めきれないという方もいるかもしれません。そんな時は知識武装することで安心できますし、大切な資産を守ることにもつながりますよ。そこで、新NISAを始めるなら読んでおきたいお勧めの書籍を3点ご紹介します。
どれも大ベストセラーになっているお墨付きの書籍ですよ
【新NISA完全攻略】月5万円から始める「リアルすぎる」1億円の作り方
2023年11月に発売されるや否や、未経験者の圧倒的な支持を得て、ぶっちぎりで売れている新NISA本です。超初心者はもちろん、中級者の方でも学びがあると思います。
基本的な制度内容の説明から具体的にどうすべきかを解説してくれており、また初心者でも理解しやすい平易な言葉を使っているので最後まで挫折せずに読み切れます。
文字が大きくて読みやすいのも嬉しいです
ほったらかし投資術(山崎 元)
こちらも永年読まれている大大ベストセラーの投資本。2022年に全面改定されています。
この本では、たった1本のファンドを買ってほったらかしておくだけ、という究極にシンプルな投資法を紹介しています。非常にわかりやすく解説も丁寧なので、まずはこれさえ読んでおいたら超初心者でも安心して投資をスタートできるというくらい説得力のある内容です。
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)に投資しようと考えているなら絶対に読んでおくべき必読書です!
新書でお値段が手頃なので、手に取りやすい1冊です
転換の時代を生き抜く投資の教科書(後藤 達也)
元日本経済新聞記者、後藤達也氏の初の著作。X(旧Twitter)フォロワー63万人、YouTubeチャンネル登録者数26万人、note有料会員2.5万人とSNSでも圧倒的支持を得ている筆者。
元日経記者による、まさに「投資の教科書」というべき1冊です。難しい専門用語を使うことなく、初心者にも分かりやすく経済とお金のしくみをまとめているので、読めば金融リテラシーが上がること間違いなしです。
初心者はもちろん、すでに投資経験がある方にも是非読んでいただきたい1冊です
最後に
今回は、「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」を245万円運用している現在のリアルなリターンについてお伝えしました。2023年以降はマーケットが好調で、特に2024年に入ってからは日米共に株高傾向で評価益が大きくなっています。
4月に入ってからは調整局面なのか株価は下落していますが、ここから大きく下がることがあったとしても決して売却せず、長期保有を続けていきます。
投資はリスクもありますが、信頼できるファンドをコツコツと積立購入し長期保有することで、リスクを抑えつつ大きなリターンを得る確率が上がります。「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」は、人気・実力ともにNo.1であり安心して長期投資できる商品ですから、これからも淡々とオルカンへの投資を継続し、資産形成の柱に育てていきたいと考えています。
今後も運用状況の報告をしていきますので参考にしていただけたら幸いです。一緒に資産形成を頑張っていきましょう!
お読みいただきありがとうございました。
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