こんにちは、はんぺんと申します。
支出を減らして投資資金を増やすことは経済的自由への近道です。支出の中でも家賃や光熱費、保険料などの毎月の固定費を減らすのは特に効果的です。
投資をするうえで経済情報は欠かせませんが、日経新聞は宅配で月額4,900円、電子版は月額4,277円、紙と電子のWプランは5,900円もの費用がかかります。一番安い電子版でも1年にかかる費用は5万円以上、結構な出費です。
新聞を定期購読してるけど月々の負担が結構大きい。
できれば節約したいなぁ。
日本経済新聞の記事を無料で読む方法があるよ!
実は、楽天証券の口座を開設していれば、日経テレコンを無料で読むことができるのです。
今回は、超お得なのに意外と知られていないこの裏技について紹介します。
日経テレコン(楽天証券版)を利用する
日経新聞を無料で読む方法、それは大手ネット証券会社の楽天証券が提供している「日経テレコン(楽天証券版)」を利用することです。
日経テレコンとは、日本最大級の会員制ビジネスデータサービスです。過去40年分の新聞・雑誌記事を中心に、国内外の企業データベース、人物プロフィルなど幅広い情報が収録されています。
本来は月額基本料金8,000円もする有料サービスなのですが、楽天証券版の日経テレコンは閲覧可能な媒体を日経新聞などの一部に絞り込むかわりに無料で提供してくれているのです。
日経テレコン(楽天証券版)は、楽天証券に口座を作った人なら誰でも無料で利用できます
パソコンでもスマートフォンでも利用できますが、スマフォアプリ「iSPEED」を利用するのが手軽でオススメです。詳しい閲覧手順については後述します。
日経テレコン(楽天証券版)で見ることができる情報
日経テレコン(楽天証券版)では以下の情報を閲覧できます。
今日の新聞
過去3日間の新聞記事を閲覧可能です。対象は以下の通りです。
- 日本経済新聞 朝刊
- 日本経済新聞 夕刊
- 日経産業新聞
- 日経地方経済面
以前は日経MJや日経プラスワンも読めたのですが、2022年時点では表示されなくなっています。
日経速報ニュース
その名の通り、速報ニュースが常時アップされます。情報は速度も大事ですからありがたいですね。
新聞休刊日でも速報ニュースは更新されますので、新鮮な情報をキャッチしましょう。
記事検索
「今日の新聞」では過去3日分しか表示されませんが、検索することで過去の記事を読むことができます。検索期間は「過去1ヶ月」「過去3ヶ月」などを選ぶことができるので、古い情報はいらないという時にも便利です。ただし、楽天証券版では最長で過去1年分までしか閲覧できません。
試しに「FIRE」で検索してみると以下のような記事がヒットしました。
- FIREの準備ーー資産の引き出し方を検討
- FIREの条件ーー運用で成果か節約徹底
- 20代の積み立て投資ーーファイナンシャルプランナー高山一恵さん、バランス型投信を活用
- 株高は勤労意欲をそぐか
日経新聞の記事なので信憑性はお墨付き。
Google検索では拾えない情報が得られたりします
日経テレコン(楽天証券版)を読むデメリット
無料で読めるというだけでメリットしかないのですが、日経新聞の本誌や電子版と比べると、記事も「読みやすさ」や「機能性」で劣る点は当然あります。
日経電子版には紙面ビューアーという機能があり、紙の新聞と同様のレイアウトで記事を読むこともできます。私も以前、電子版を使っていたときはほぼこの機能を使ってiPadで記事を読んでいました。紙面における記事の位置やサイズなどもわかるので本当に紙面で読むのと変わらない印象なんですよね。
楽天証券版の日経テレコンは、基本はテキスト表示で画像や図解などは表示されません。記事ごとにPDFが用意されているのでこれを開くと紙面ビューアー類似のレイアウトで読むことができますが、ひとつひとつPDFを開いて読むのはなかなか手間がかかります。
日経テレコン(楽天証券版)を読む具体的な手順
日経テレコン(楽天証券版)を無料で読むには、以下の2つの方法があります。
- 楽天証券の株アプリ「iSPEED」からアクセスする(スマートフォン・タブレット)
- 楽天証券のサイトから申し込む(PC)
順番に紹介します。
楽天証券の株アプリ「iSPEED」からアクセスする
1.あらかじめ楽天証券の株アプリ「iSPEED」をインストールしておきます
2.「iSPEED」を開き、ご自身の「ログインID」と「パスワード」を入力し、「ログイン」する
3.画面右下の「メニュー」アイコンをタップします
この時、画面が勝手に「お知らせ・連絡」に移動してしまうことが多いです。その場合は右上の矢印をおしてメニュー画面に戻ってください。
4.少し下にスクロールすると「マーケット」欄がありますので「日経テレコン」をタップします
5.WEBコンテンツ表示の確認画面がでますので「はい」をタップします
5.「日経テレコン(楽天証券版)ご利用許諾条項」に「同意する」をタップします
6.日経テレコムの画面に入れました。この時点で表示されているのは「日経速報ニュース」です。今日の新聞を表示する場合は、右上の「メニュータブ」をタップ、「今日の新聞」を選んでください
少し手間に感じるかもしれないけど、慣れれば数秒でアクセスできます。
楽天証券サイトからアクセスしマーケットスピードで見る
続いて、PCで閲覧する方法です。
1.楽天証券にログインし、画面右上にある「マイメニュー」をクリックすると以下のような画面になります。「取引ツール・有料情報申込み」をクリックします
2.取引ツールの利用申込み画面が表示されたら、マーケットスピードの「申込」ボタンをクリックします
3.マーケットスピードの利用規約を確認し、左下にある「同意する」をクリックします
4.「取引暗証番号」(4桁の数字)を入力し、「申請」ボタンをクリックします
5.以上で、マーケットスピードの利用申請は完了です。
6.続いて、「マーケットスピードⅡ」をダウンロードします。「取引ツール・有料情報申込状況へ」をクリックし、左下の「サンプル画面へ」をクリックします
7マーケットスピードⅡ(MARKET SPEEDⅡ)のダウンロード画面が表示されるので「今すぐダウンロード」をクリックします。なお、Macの方は下の方に「MARKET SPEEDⅡfor Mac」のダウンロードボタンがあるのでそちらからダウンロードしてください。
8.マーケットスピードを起動し、「ログインID」と「パスワード」を入力して「ログイン」をクリックします
8.上部バナーの「ニュース」をクリックし、左の項目から「日経テレコン21」を選択します。利用許諾条項が表示されるので内容を確認して「同意する」をクリックします
9.日経テレコン(楽天証券版)へのアクセス完了です。スマホアプリ同様、最初の画面は速報ニュースになっていますので、「今日の新聞」など読みたい画面へアクセスしてください
まとめ
投資にあたって重要な情報ソースである経済テレコン。これを無料で読めるなんて本当にありがたいサービスですね。
もし、まだ楽天証券の口座を開設していないという方はこの機会に口座開設をしてみてはいかがでしょうか。ネットで簡単に15分もあれば手続きは完了します。
新聞代を節約して得た年間約5万円は貯蓄や投資資金に回せますね。小さな積み重ねが将来を少し幸せにしてくれると信じています。
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