つみたてNISAで資産形成中!〜4年目の運用状況報告〜

2023年2月つみたてNISA運用成績IC 投資・資産運用
はんぺん
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こんにちは、はんぺんです。つみたてNISAの2023年2月末時点運用結果を報告します

つみたてNISAを始めて37ヶ月が経過しました。
2023年2月末時点のつみたてNISAの投資運用実績は、資産総額約154万円、評価益272,405円、+21.51%
先月1月末時点と比べ評価益が約77千円増額となりました。

この記事では、投資初心者がつみたてNISAで資産運用を始めてから3年1ヶ月経過した現在の運用成績を紹介します
これからつみたてNISAを始めたいという方や、約3年以上積立を継続している場合の実際の運用成績に興味がある方は参考にしていただければと思います。

この記事はこんな方におすすめ
  • NISAを始めたいが何に投資していいかわからない
  • つみたてNISAは利益がでるのか、実際の運用状況に興味がある
  • 3年前につみたてNISAを開始した場合の運用成績と自分の成績を比較したい

つみたてNISA 4年目の運用実績

積立NISA運用実績

2020年2月に楽天証券でつみたてNISAを始めて、毎月33,333円づつ年間限度額MAXの積立を継続しています。
初年度は2月スタートでしたが1ヶ月分を追加積立てして年間限度額40万円を積立てました。現時点の投資額は年間限度額を丸3年分積立て、4年目も2ヶ月分を積み立てていますので、投資元本は約126.6万円です。

2023年2月末時点のつみたてNISA運用成績

2023年2月末日時点の資産総額は153.9万円、評価益272,405円、+21.51%でした。
年明け以降、比較的堅調に推移している米国株市場および円安の影響もあり、評価損益率は+20%台を回復しました。前月比では評価益が+77,138円となっています。

取得金額(円)評価損益(円)評価損益(%)総額前月比
積立NISA1,266,650+272,405+21.51%1,539,055+77,138
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少額ながら3年以上積立をつづけることで約27万円の含み益となりました

つみたてNISA 購入銘柄別運用成績

つみたてNISAをスタートした当初は、楽天証券で一番人気だった「楽天バンガード・ファンド(全米株式)」をメインに購入し、他に日本株のアクティブファンド(ひふみプラス)、日本を除く全世界株ファンド、先進国株ファンドを少額づつ購入していました。
その後、つみたてNISA以外の投資もスタートしたタイミングで銘柄を見直すなどしており、現在の保有銘柄と運用成績は以下の表の通りです。

積立NISA取得金額(円)評価損益(円)評価損益(%)総額前月比年初来
ひふみプラス138,000+6,7164.87%144,716+2,158+4.84%
楽天・バンガード・ファンド(全米株式)370,994+127,14534.27%498,139+18,720+27.37%
eMAXIS Slim 先進国株式64,330+33,24351.68%97,573+3,305+36.60%
eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)180,000+79,78444.32%259,784+6,854+32.86%
eMAXIS Slim 全世界株式(All Country)474,993+24,6635.19%499,656+22,367+5.43%
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)38,333+8542.23%39,187+23,734+4.46%
合計1,266,650+272,40521.51%1,539,055+77,138+19.32%

2023年2月は全ての銘柄で前月比プラスとなりました

2023年度は、つみたてNISAでは以下の2銘柄を購入していきます。
不動の人気No.1、No.2のファンドで、初心者でも安心して積立購入できます。

eMAXIS Slim 全米株式(S&P500)
「eMAXIS Slim 全世界株式(オールカントリー)」

2種類のファンドを購入しているものの、全世界株ファンドも約6割が米国株で構成されているので、全体的に米国株に偏ったポートフォリオとなっています。

2023年2月つみたてNISA運用成績ポートフォリオ
2023年2月つみたてNISAポートフォリオ

購入おすすめ銘柄①. eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)

「S&P500インデックスマザーファンド」への投資を通じて、米国の代表的な株価指数の1つであるS&P500種指数の変動率に一致する投資成果を目指すインデックス型投資信託です。
米国株式市場の投資可能な約4,000銘柄に広く分散投資をする全米株式ファンドとは異なり、S&P500は時価総額が82億ドル以上、浮動株時価総額が41億ドル以上の優良な大企業を中心にした約500銘柄で構成されています。

楽天証券やマネックス証券では、つみたてNISAの積立設定ランキング1位、SBI証券でも同2位となっている大人気のファンドです。2023年2月6日に、純資産残高が国内の全公募投資信託(ETF除く)でトップになったことも話題になりました。
▶︎「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」が純資産残高で全ファンド(ETF除く)でトップに(MORNINGATAR)

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2月から毎月18,333円を積立購入しています

eMAXIS Slim S&P500チャート

2023年2月末時点のファンド基準価格は19,213円。直近1ヶ月のトータルリターンは+3.33%、1年間では+8.65%です。

一方、このファンドが主に投資している「バンガード・トータル・ストック・マーケットETF」の2023年2月までの1年間のチャートは以下のとおり。

S&P5002023年2月チャート

1年間のリターンは-7.81%とeMAXIS Slim 米国株式(S&P500)よりリターンが悪いことがわかります。
ドル高円安による影響で、日本円のファンドではプラスになっています

購入おすすめ銘柄② eMAXISSlim全世界株式(オール・カントリー)

日本を含む先進国および新興国を株式等に投資し、MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックスに連動する投資成果を目指して運用を行うファンドです。
2021年6月から購入し、その時は月額33,333円全額をこのファンドで積み立てていましたが数ヶ月後に再度見直しをして、現在は15,000円を積立しています。

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積立額が大きいので現時点での保有割合は約32.5%と最も高くなっています

eMAXIS Slim 全世界株チャート
eMAXISSlim全世界株式(オール・カントリー)

2023年2月の基準価格は17,131円。直近1ヶ月のトータルリターンは+2.35%、1年間では+8.62%です。

一方、指標としている「MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス」に連動するETFのチャートは以下の通りです。

MSCI2023年2月末チャート

1年間のリターンは-8.31%、こちらもeMAXIS Slim 全世界株式よりリターンが悪いことがわかります。

2022年のマーケットは非常に苦しい展開でしたが、円安のおかげで私たち日本人は米国株式の下落の影響はマイルドになっていました。2023年は円高に振れる予想でしたが、米国のインフレが治まっていないことを示す指標が相次いで確認され、ドル円は再び円安方向に動いています。いずれ大きく円高に振れることもあるでしょうから、そのタイミングでは資産が一気に目減しそうで怖いですね。

積立NISA 資産推移

2020年2月積立開始以降の資産推移です。
積立を始めたのは、コロナショックにより株価が低迷していた時期だったので安値でファンド購入をスタートできたました。おかげで積立開始当初は一時的にマイナスになることはあったものの、それ以降は運用総額では含み損をかかえたことはほぼありません

2023年2月つみたてNISA運用推移

2020年夏以降は順調に右肩上がりの資産推移でしたが、2022年1月に大きく下げ、その後は凸凹しながらも追加投資額相当の資産増加にとどまるほぼ横ばいの推移となり、2022年12月は再びおおきく下落してしまいました。ただ、3年近く積立を継続してきたおかげで資産総額は現時点でもプラスを維持しています。

投資額資産総額評価損益額評価損益率
2020年12月末時点399,993473,863+73,870+18.46%
2021年12月末時点799,9891,072,496+272,507+34.06%
2022年12月末時点1,199,9851,376,657+176,672+14.72%
2023年2月末時点1,266,6501,539,055+272,405+21.51%

つみたてNISA総額の評価益は、2021年12月末時点の+272,507円+34.06%が最高値でした。2023年2月末時点の評価損益額が+272,405円ですから、この2年間は積立金額分の資産が増えただけともいえます。とはいえ長期保有するつもりなので、時点の評価損益に一喜一憂する必要はありません。

参考情報

今後の投資方針〜新NISAでどの銘柄を購入する?

今年2023年は上述のとおり、S&P500に連動するファンドと全世界株式を網羅したファンドの2種類を積み立てていきます。

来年2024年からNISA制度は大幅に拡充されますが、つみたて枠の年間120万円は継続してS&P500と全世界株ファンドを購入してくつもりです。
投資資金に余裕があれば成長投資枠で米国高配当ETFを購入したいと思っているので、その場合はつみたて枠は全世界株ファンドのみにするかもしれませんが、基本的には、この2つのファンドが最も信頼できること思っているので、つみたて枠で細々とファンド分散する必要はないと考えています。

新しいNISA制度について詳しくはこちらの記事をご覧ください。
▶︎2024年1月からNISA制度が大幅拡充!新NISAの重要ポイント5つをわかりやすく解説

投資初心者におすすめの本「ほったらかし投資術」

いまからNISAなどで投資を始めたいという方におすすめの本を1冊紹介します。
投資の世界では超有名な山崎元さん(現、楽天証券経済研究所客員研究員)が書かれた「ほったらかし投資術です。

この本は、たった1本のファンドを買ってほったらかしておくだけ、という究極にシンプルな投資法を紹介しています。非常にわかりやすく解説も丁寧なので、まずはこれさえ読んでおいたら超初心者でも安心して投資をスタートできるというくらい説得力のある内容です。新書なのでお値段が手頃なのも嬉しいですね。

NISAを始めるなら楽天証券がおすすめ

今からNISAを始めたいと思っているなら、まずは証券口座を作成する必要があります。
手数料の安さや使い勝手の良さから、ネット証券を使うのがもはや常識となっていますが、私がおすすめするのは 楽天証券 です。私自身、投資を始めるときに口座を開設し、今もメイン口座として利用しています。

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取引画面などの操作性が高く、初心者でも使いやすいところが魅力です

特に、普段から 楽天市場 を利用していたり、楽天カード を持っているという方は相乗効果でポイントが貯まりやすくなりますし、ポイント投資もできるのでお得度が高いですよ。

最後に

つみたてNISAの運用状況について、現在は期待通りとまではいきませんが、少しづつ順調に成長してきていると感じています。

投資はリスクもありますが、信頼できるファンドを淡々と積み立て購入し長期保有することが、将来に向けた資産形成の第一歩だと信じて継続していきます。資産形成の道は長く険しいですが、頑張っていきましょう♪
お読みいただきありがとうございました。

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