NISAでオルカン毎月10万つみたて投資した1年後の運用成績公開〜旧つみたてNISAの利益は?

2024年12月投資成績 投資・資産運用

NISAを始めて丸5年が経過しました。
2024年からは新NISAに切り替わり、1月から毎月10万円をオルカンに積立投資してきました。

2024年の株式市場は、日経平均が市場最高値を更新した後、過去最大の下落幅も記録するなど変動の激しい1年でした。
個人的には日本の個別株で一部マイナスになった銘柄がありますが、2024年はおおむねプラスで終了することができました。
2025年1月には米国でトランプ大統領が就任予定で株価にも影響がありそうですね。

この記事では新NISAつみたて投資枠の運用成績に加え、旧NISA5年後の運用状況を公開します。
短期だけでなく中期投資の運用イメージもわかると思いますので、ぜひ最後までご覧ください。

この記事はこんな方におすすめ
  • NISAは利益がでるのか、実際の運用成績に興味がある
  • 人気の”オルカン”に毎月つみたて投資した人のリターンを知りたい
  • 短期だけでなく中長期で運用した成績もみてみたい
  • NISAを始めたい、または始めるか検討中なので情報が欲しい

NISAつみたて投資枠 1年後の運用成績

NISAつみたて投資枠

eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)をつみたて投資

新NISAつみたて投資枠で2024年1月から12月まで毎月10万円をオルカンに投資しました。
1年後の運用成績は、元本120万円に対し評価益+161,833円、+13.48%でした。

NISA積立投資運用成績

12ヶ月間積立を継続しましたが、ずっと評価益が出ていたわけではなく、8月の暴落時は一時的に評価損益がマイナスになったこともありました。

それでも、投資を継続することで徐々に評価益が増えましたので、やはり一度購入したら絶対に手放さず保有し続けることが大事だと実感しています。

新NISAで全世界株式が人気の理由〜おすすめポイント

eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)は、新NISAつみたて投資枠で常に人気上位に君臨しています。資金流入額を見ても、第1位のS&P500とオルカンの人気が突出していることがわかります。

NISA人気ランキング

eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)が人気の理由は大きく3つあります。

  1. 手軽に全世界に分散投資できる
  2. 長期的な資産形成に適している
  3. 信託報酬が安い

投資リスクは分散により低減されますが、世界中の株式を自分で個別に購入するのはとてつもなく大変です。全世界株式の投資信託であれば手間なく簡単に全世界の約3,000社へ分散投資することが可能になります。
投資信託なら上級者でも初心者でもリターンは同じ。難しいことはプロに任せて、実直にオルカンへの投資を継続するのが賢い選択ですね。

また、投資は長く継続することが資産を大きく増やすことにつながりますが20年、30年先の未来を予想することは誰にもできません。今は米国株が絶好調で日本株も長い低迷時代を抜けて34年ぶりに日経平均の最高値を更新しました。でもこの先も米国が強いとは言い切れませんし、インド株をはじめとする新興国株への期待も高まっています。全世界へ投資していれば、世界のどの国が成長してもその恩恵を受けることができます

さらに、全世界株式の投資信託の中でもeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)は信託報酬が0.05775%以内と非常に安く、コストを抑えられることも大きな魅力です。

私は、現在40代後半なので若い方のように30年40年の長期投資は無理ですし、なるべくリスク分散をして手堅く投資をしたいと考えているので、今後もつみたて投資枠はオルカン1本にする予定です。

旧つみたてNISAはほったらかし投資で利益増大

旧NISAは2020年に始め、新NISA移行前の2023年まで4年間つみたてNISAの上限額40万円を投資していました。

2024年はそのまま1年間ほったらかしていたところ、元本160万円に対し評価益+143万円、+89.36%になりました。2023年末時点では評価益+64万円だったので、追加投資なしで放置しておくだけで約80万円も評価額が増えたことになります。ちょっと出来過ぎな成績です。

旧つみたてNISAのオルカン評価益は+67%!

つみたてNISA運用成績202412
Screenshot

購入銘柄によって、評価益にかなりの差がありますが、評価益が高いのは全て2020年の投資開始時から積立をしていた銘柄です。

オルカンとS&Pは、2021年の購入銘柄見直しで投資を始めたため評価益は他銘柄に比べると小さくなっていますが、オルカンの評価益も+67.27%と十分すぎる好成績です。
オルカンへの投資を始めた2021年8月の基準価格は15,408円、2024年12月末の基準価格は27,686円と3年半で約1.8倍まで成長しています。

これからも旧NISAは売却することなく、現役をリタイアするまで保有し続けたいと思います。

最後に

新NISAつみたて投資枠および旧つみたてNISAの2024年12月末時点の運用成績を紹介しました。

現在、積立投資の中心銘柄にしているeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)は、新旧NISAを併せて約175万円投資しており、合計の評価益は約53万円、評価益率は+30%となっています。
コツコツと積立投資を続けることで資産が順調に成長していることが感じられます。

2025年は巳年。相場格言では「辰巳天井、午尻下がり」といわれます。格言通り、辰年である2024年は年明けから日経平均がぐんぐん上がり7月に市場最高値を更新、年間上昇率は約2割となりました。
格言どおりなら、巳年も日経平均株価は高値圏を維持し、さらに最高値を更新するかもしれませんね。昨年はナスダックなど米国主要指数も天井をつける場面が何度かありました。ただ、米大統領の交代や地政学リスクなど、世界情勢は不透明なことも多いです。
今年も、私の投資戦略は淡々とオルカンを購入することを本筋として変わらず続けていきたいと思います。お読みいただきありがとうございました。

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