こんにちは。NISAを始めて5年目の40代会社員、はんぺんです
新しいNISA制度が始まって5ヶ月が経過しました。
私は、新NISAのつみたて投資枠で、eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)、略してオルカンを毎月10万円つみたて購入していて、5ヶ月で元本は50万円になりました。
この記事では、人気のオルカンを毎月10万円積立購入した場合のリアルな運用成績について、包み隠さず公開していきます。
また、旧来制度の「つみたてNISA」は2020年から満額積立しており、ほったらかしのまま現在も運用を続けています。今年5年目となるつみたてNISAの運用状況についても併せてご紹介しますので、長期保有した場合の資産がどうなるのかも、参考にしていただけると幸いです。
新しいNISAを始めたい方、全世界株式の実際の運用成績が知りたい方は、ぜひ最後までご覧ください。
新しいNISA開始5ヶ月目の運用成績
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)を毎月10万円購入
新しいNISAのつみたて投資枠年間120万円は、「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」のみを毎月10万円積立しています。5年間継続し最短でつみたて投資枠は使い切る予定です。
積立開始から5か月が経過した2024年5月末日時点の運用成績は、評価益+44,342円、評価益8.86%でした
なお、以前はクレカ積立は5万円が上限でしたが、法改正により2024年3月から多くの証券会社で月々10万円までのクレカ積立が可能になりました。
私もすぐに10万円全額をクレカ積立に変更し、おかげで毎月1,000ptをゲットしています。ポイントは副次的なものですが同じ額を払うならより多くポイントが貯まるほうが嬉しいですよね。
新NISAつみたて投資枠の資産推移(5ヶ月目)
購入年月 | 取得金額(円) | 月末累計 評価損益(円) | 月末累計 評価損益(%) | 月末累計 評価額(円) | 前月比 |
2024年1月 | 100,000 | +2,324 | +2.32% | 102,324 | 0 |
2024年2月 | 100,000 | +13,191 | +6.60% | 213,191 | +110,867 |
2024年3月 | 100,002 | +25,225 | +8.41% | 325,227 | +112,036 |
2024年4月 | 100,000 | +32,427 | +8.11% | 432,429 | +107,202 |
2024年5月 | 100,000 | +44,342 | +8.86% | 544,344 | +111,915 |
5ヶ月間の推移を見ると、初月評価損益+2.32%から徐々に評価益が増えています。
前月比は常に新規取得金額の10万円を上回っていることからも、順調に資産が増えているのがわかります。
少しづつですが赤い部分(評価益)の面積が広がってきました。
長期投資が前提ですので毎月の値動きに一喜一憂することはありませんが、プラスが維持されているのは気持ちが良いですね。
つみたてNISA5年目の運用成績
つみたてNISAの購入銘柄と運用成績
2020年〜2023年までは、つみたてNISAで毎年限度額の約40万円の投資信託を購入しており、4年間の投資元本は約160万円です。2024年で5年目に入り、ほったらかしのまま保有し続けています。
つみたてNISAを始めた頃は投資初心者だったため銘柄選びに迷い、少しづつ色々な投信を購入していました。現在の銘柄別の投資成績は下の画像の通りです。
つみたて開始から4年5ヶ月が経過した5月末時点の運用成績は評価益+1,101,389円、評価益率68.83%と約1.7倍に資産が増えました。購入した後は何もせず放置しているだけですが、昨年度末と比べても+457,977円も評価益が増加しています。
投資開始から4年ちょっとで評価益が100万円を超えました!
つみたてNISAのオルカン評価益は50%超に到達
つみたてNISAでは最終的に6銘柄を購入していますが、オルカンの積立を始めたのは2021年8月からで、積立総額は545,000円です。
2024年5月末日時点の評価益は+278,011円、評価益率は51.01%です。
投資残高のグラフを見ると投資元本を表すオレンジのラインは横ばいですが、資産総額を表す水色の面積が大きくなっているのがわかります。
つみたてNISAは、これからも引き続きほったらかしておきたいと思います!
オルカン投資開始から3年足らずで1.5倍にまで成長しています
eMAXIS Slim 全世界株式の組入銘柄が変更されました
eMAXIS Slim 全世界株式(オールカントリー)は、MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックスに連動する投資成果を目指して運用を行うファンドです。
MSCI オール・カントリー・ワールド・インデックス指数は年4回「銘柄入れ替え」が行われており、企業の業績や国の情勢に合わせて実施されます。この入れ替えにより、オルカンは高いリターンを保っているのです。
2024年5月31日の取引終了後にも比較的大規模な入れ替えが実施されましたので、簡単に内容を確認してみましょう。
オルカンの組み入れ銘柄の概要
eMAXIS Slim 全世界株式(オールカントリー)には、47カ国の約3,000銘柄が組み入れられています。そのうち6割がアメリカ、残り4割が日本やヨーロッパ各国、経済成長が期待されているインドなどです。組入上位10カ国がこちらです。
順位 | 国 | 比率 |
---|---|---|
1 | アメリカ | 61.7% |
2 | 日本 | 5.5% |
3 | イギリス | 3.5% |
4 | フランス | 2.7% |
5 | カナダ | 2.7% |
6 | スイス | 2.1% |
7 | ドイツ | 2.0% |
8 | インド | 1.8% |
9 | 台湾 | 1.7% |
10 | オーストラリア | 1.6% |
オルカンは、手軽に世界各国に分散投資ができる投資信託だから絶大な人気を誇っているんですね
最新のオルカン銘柄入れ替えでインドの比率がアップ
今回の銘柄入れ替え数は以下の通りです。
増減あわせて163銘柄ですので、全体の5%ほどが入れ替えられた計算になります。
- 42銘柄が追加
- 121銘柄が除外
国別に見ると、今回大きく変更されたのは「日本・インド・中国・アメリカ」の4カ国です。
国 | 追加 | 除外 | 増減 |
---|---|---|---|
アメリカ | 4 | 15 | -11 |
日本 | 1 | 15 | -14 |
中国 | 10 | 56 | -46 |
インド | 13 | 3 | +10 |
その他 | 14 | 32 | -18 |
比率の高いアメリカ・日本、そして中国の組入銘柄が減少した一方、インドが+10銘柄と大幅に増加しています。そのため、今回の入れ替えはインドの比率を上げることが目的のひとつであったことが伺えます。
オルカンは、このように定期的な銘柄入れ替えをしっかり行うことで、世界の経済成長を反映してくれています。これを自分でやろうと思ったら相当な手間…というか知識的にも不可能な領域ですよね。
それを、安価な手数料の投資信託として手軽に購入できるのは本当にありがたいと実感しています。
私たちはオルカンをただ積み立てるだけで全世界の成長の恩恵を受けられます
最後に
NISAのつみたて投資枠およびつみたてNISAの運用成績を紹介しました。
メインで投資している「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」は、人気・実力ともにNo.1であり安心して長期投資できる商品です。現在、2つのNISAであわせて1,045,000円を投資しており、評価額は322,353円と+31%のリターンとなりました。
投資はリスクもありますが、信頼できるファンドをコツコツと積立購入し長期保有することで、リスクを抑えつつ大きなリターンを得る確率が上がります。
投資信託なら上級者でも初心者でもリターンは同じ。難しいことはプロに任せて、実直にオルカンへの投資を継続していきます!
今後も運用状況の報告をしていきますので、一緒に資産形成を頑張っていきましょう。
お読みいただきありがとうございました。
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